大人気アルパカ 危険を感じた時にとる行動が残念すぎる南米を代表する愛らしい動物、アルパカをご存じでしょうか?体長約3メートル、体重は約50キロと中型の家畜として知られ、その毛は高級素材として世界中で人気を集めています。草食動物であるアルパカは、ヤギと同じ反芻動物で、硬い歯を持ち、牧草を器用に食べる姿が特徴的です。また、オス1匹が複数のメスを従える「ハーレム」を形成し群れで生活することでも知られています。 しかし、そんな愛らしいアルパカには、少し残念な一面も。とても臆病な性格のため、襲われそうになると普通の動物なら蹴ったり、威嚇したりするところを、アルパカは唯一「唾を吐く」という行動をとります。この唾はなんと胃液混じりのものらしく、非常に臭いのが特徴です。 さらに驚くべきことに、過去に脅威を覚えた相手を記憶すると、唾を吐くことすらせず、その場で縮こまって丸くなるだけという無防備さを見せます。逃げることすら諦めるその姿は、愛らしさと同時に切なさを感じさせますね。 アルパカの残念すぎる行動も、彼らの魅力の一つなのかもしれません。