「植物の生命力は本当にすごい。」そう語るのは、再生栽培歴数年の投稿者だ。再生栽培、いわゆるリボベジは、家庭で捨ててしまいがちな野菜や果物の根や種を再利用し、新たに育てる方法だ。
まず紹介されたのはトロピカルフルーツ。パイナップルの葉をねじって水に浸せば、根が出る。3年で立派な芽が育ち、やがて実がなるという。また、マンゴーの種は殻を割って水平に植え、アボカドは尖った方を土から少し出して植え付ける。これで数ヶ月後には、緑の芽が顔を出す。
野菜の再生はさらにシンプルだ。小松菜、チンゲン菜、水菜など葉物野菜は5cm残して水に浸すだけで根が出る。植え替えれば数週間で収穫が可能だという。
リボベジの楽しさは、毎日の成長を見ることにある。再利用から始まる緑の物語を、誰でも手軽に体験できる。「野菜も果物も捨てずにもう一度育ててみては?」という投稿者の言葉に、多くの視聴者がリボベジに挑戦し始めているのだ。