2匹の仲良しの犬が使っていたフードボウルの写真だった。ボウルには半分のフードが残されていた。この2匹の犬、年上のスティッチと幼いクッキーは、いつも一緒にごはんを食べていた。スティッチがクッキーに「半分ずつ食べるんだよ」と教えて以来、ずっと一つのボウルを分け合っていた。しかし、今月の初めにスティッチはこの世を去ってしまった。残されたクッキーは、スティッチがいないことを理解しつつも、彼が教えてくれたルールを守り続けた。夜、クッキーはしっかりとボウルに半分だけ残し、スティッチの分だと信じて食べることをやめてしまった。