日本車から外車に乗り換えると、ワイパーとウィンカーの位置が違って戸惑うことが多いですよね。でも、実は外車では左ウィンカーが主流なんです。これは、国際標準化機構によって多くの部品のルールが決められているからなんです。そもそも、現在のウィンカーの概念を提案したのはアメリカの女優、フローレンス・ローレンスです。彼女は、車がどこに行くのか分からないと道路が非常に危険だと考え、安全に走れるシステムを作り出しました。1938年には、ウィンカーが初めて車に搭載され、1970年代には国際的に普及しました。ウィンカーレバーが左側にあるのは、基本的にウィンカーレバーとシフトレバーの操作が同時に行いやすいようにするためです。イギリスや日本など、左側通行の国ではこの配置が一般的です。日本車メーカーもこの規格に沿って車を作っています。外車メーカーも、国際規格に合わせて車を製造しています。例えば、イギリスを走る日本車も右ハンドルで左ウィンカーです。ウィンカーの色や位置も細かく規定されており、ルールを守ることが大切です。安全運転を心がけて、楽しいドライブを!