ツノじゃ無いよ 牙だよ 折れたら生えないよ一生
2024/11/29

広告

「Skip Ad」をクリックして、広告をスキップする

video
読み込み中...
ツノじゃ無いよ 牙だよ 折れたら生えないよ一生北極圏に生息する「イッカク」という生き物をご存知ですか?体長は約4~5メートル、体重は1.5トンにもなる大型の哺乳類で、クジラやイルカと同じ仲間です。夏は海岸近く、冬は氷に覆われた海へと移動し、10~20頭ほどの群れで暮らします。その特徴的な姿から「海のユニコーン」とも呼ばれ、多くの人を魅了しています。  イッカクの最大の特徴は、額から突き出た長い“角”のようなもの。しかし、これは実は「牙」。オスの左側の犬歯が皮膚を突き破って伸びたもので、重さ10キロ以上、長さ3メートルにもなることがあります。この牙は、魚を叩いて気絶させたり、メスを巡るオス同士の争いで使われますが、実際に刺し合うことはほとんどなく、主に「長さ比べ」をするためのものだそうです。  ただし、この牙は「角」ではないため、一度折れてしまうと再び生えることはありません。そのため、イッカクにとって牙は非常に大切な存在。見た目のユニークさだけでなく、彼らの生活に欠かせない機能を持つこの牙。折れないように大切に使うイッカクの姿は、なんとも可愛らしく、感慨深いものがありますね。

広告

AD
記事
速報