散歩中、偶然見つけた小さな子猫が私の心を掴んだ。道路の中央で動けずにいたその子猫を見て、私はすぐに保護しなければと決心した。顔は汚れたまま、母親の姿も見当たらず、このままでは危険だった。急いで近くの動物病院に連れて行くことにした。診断の結果、子猫は風邪を引き、かなり衰弱していた。治療のためには長い時間と注意が必要だと言われた。私の家にはすでに一匹の猫、ミータスがいるが、その優しさに期待して、新しい仲間を迎え入れる準備をした。少しずつ、子猫は元気を取り戻していく。名前はキロと名づけて、我が家での一時的な住まいを与えた。まだ風邪の影響でくしゃみが続くが、その度に私たちの絆が深まるのを感じる。もしかすると、この家で一生を過ごす運命なのかもしれない。